ある日の事

ある日、ブタマスク大佐が、いつもの様に、日々溜まりゆく
ストレスの愚痴をたれながらP様を起こしにゆくと、そこにはいつも、
どんなに頑張って起こしても一時間は起きて来ないP様は居らず、
かわりに何故かブーブークッションがベットに横たわっていました。


大佐は、不審に思ってP様を探しましたが、どこにもいません。
ブタ母船全体にP様の行方を聞く放送をかけましたが、やはり愛しのP様は行方不明。
皆、真面目に毎日お風呂に漬っていますので、いいひと過ぎて、P様が心配でたまりません。


母船中が大騒ぎ。皆血眼です！中には何だか妙にハァハァ言っている方もいます。





その夜、P様は、ブタ母船の外に置いてあった、壊れたブタ戦車の中から発見されました。
発見当時、P様は中で特大ポテチを二十袋、丁度完食した所で、
携帯テレビでブタマスク達が右往左往する様子を観察していたのです。しかし、
ブタマスク達が探し過ぎでほとんど倒れてしまい(過労、貧血その他イロイロ)、
つまらなくなったのででてきたのだとか。



P様発見時第一声は


『バーカ』







だったそうです。


翌日、ブタ母船内では働ける者が一人もいなかったとかなんとか。